プログラミングスクールは無駄?ここだけは絶対にやめとけ!【闇3選】

ウェブマスター
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どうも。フリーランスエンジニアのウェブマスターです。今回は、世間からの評判がとても悪く、現役エンジニアかつ講師の目線から見ても「絶対にやめとけ!」と感じる闇のプログラミングスクールを3つ紹介します。また、そういった闇のプログラミングスクールの見分け方についても解説します。

そもそもプログラミングスクールは無駄なのか?

闇のプログラミングスクール以前に、「そもそもプログラミングスクール自体が無駄なんじゃないの?」と感じている人も多いかもしれません。

実際、Googleの検索欄にプログラミングスクールと入力すると「プログラミングスクール 無駄」や「プログラミングスクール やめとけ」、「プログラミングスクール 闇」など、ネガティブな言葉がサジェストに表示されます。

「そもそもプログラミングスクール自体が無駄なのか?」

私は、「プログラミングスクールが必要」か「プログラミングスクールが無駄」かは、人によって異なると考えています。

「プログラミングスクールは無駄」は「予備校は無駄」と同じ

プログラミングスクール不要論は、昔からずっと声高に叫ばれている「予備校不要論」と似ています。

「有名大学に入るのに予備校なんていらない、市販の教材を組み合わせて毎日10時間くらい勉強すれば十分」という考えです。

確かに、理論上は独学がコスパ最強です。

プログラミングも基本的に独学で学べないことはありません。

「実現性」と「効率性」

しかし、「予備校不要論(プログラミングスクール不要論)」には、以下2つの視点が抜け落ちています。

  • 実現性
  • 効率性

受験勉強もそうですが、親や予備校の支えがあったからこそ最後まで走りきれた人が大半なのではないでしょうか(実現性)。

また、独学と予備校(プログラミングスクール)では、どちらが効率良く学べるのか?という視点も忘れてはいけません(効率性)。

プログラミングスクールが「必要」な人と「無駄」な人

「実現性」と「効率性」を考慮して考えれば、プログラミングスクールが必要なのか無駄なのか、自ずと答えは出るはずです。

私は、必要派ですが、無駄派の人もいるでしょう。

日本社会全体で考えると、プログラミングスクールは絶対に必要な存在

ただし、個人レベルではなく日本社会全体で考えた場合、プログラミングスクールは絶対に必要な存在です。

なぜなら、現在の日本では、IT人材が圧倒的に不足しているからです。

経済産業省は、2025年には、DXの遅れにより毎年12兆円の経済損失を生むと警鐘を鳴らしています。

DXを進めていく上では、ユーザ企業におけるIT人材の不足が深刻な課題である。会社の中にシステムに精通した人やプロジェクト・マネジメントできる人材が不足している。その結果、ベンダー企業に経験・知見を含めて頼らざるを得ないというのが現状である。

出典: 経済産業省(DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~)

また、2030年にはIT人材が最大で79万人不足するという予測も算出しています。

生産性上昇率が「0.7%」、IT需要の伸びが「低位」(1%)の場合、IT人材の需給ギャップ22万人は徐々に減少し、2030年には16.4万人となる。また、IT需要の伸びが「高位」の場合、IT人材の需給ギャップは拡大し、2030年には78.7万人に達する。その中間であるIT需要の伸びが「中位」の場合、IT人材の需給ギャップは、2030年に44.9万人にまで拡大する。

出典: 経済産業省(「IT人材需給に関する調査」について)

そして、新型コロナ感染拡大により浮き彫りとなった日本のデジタル敗戦

2021年9月には、日本の新しい行政機関として「デジタル庁」が設置され、国全体のデジタル化の主導に取り組んでいます。

デジタル庁は、デジタル社会形成の司令塔として、未来志向のDXを大胆に推進し、デジタル時代の官民のインフラを今後5年で一気呵成に作り上げることを目指します。

出典: デジタル庁

  • DXの遅れによる経済損失
  • 深刻なIT人材不足
  • 日本のデジタル敗戦

これらの状況を踏まえると、IT人材を育成するためのプログラミングスクールは、日本社会にとって絶対に必要な存在であることが分かります。

ただし、後述する悪質な闇のプログラミングスクールは除きます。

【やめとけ!】絶対に通ってはいけない闇のプログラミングスクール3選

深刻なIT人材不足=IT人材の市場価値の高騰化」ということもあり、プログラミングスクールへの需要は近年高まり続けています。

需要の高まりとともにプログラミングスクールの母数も増え、以前に比べて、質の高いプログラミングスクールが確実に増えている印象です。

しかし、一方で、一部の詐欺まがいのプログラミングスクールが問題化しているので注意が必要です。

そういったプログラミングスクールへ通ってしまうと、大切なお金と人生の貴重な時間を無駄にすることになります。

今回は、注意喚起として、世間からの評判がとても悪く、現役エンジニアかつ講師の目線から見ても「絶対にやめとけ!」と感じる闇のプログラミングスクールを3つ紹介します。

  1. ZONE(水谷侑二)
  2. ななねこコンサル(鈴木七海)
  3. マナブさん(@バンコク)

① ZONE(水谷侑二)

1つ目の闇のプログラミングスクールは、水谷侑二氏が運営する「ZONE」というプログラミングスクールです。

ZONEは、以下3つの理由により、2021年の夏の終わりに炎上しています。

  • 教材を盗用していた
  • 参加特典の個別コンサルを受けた人がいなかった
  • サポートのレベルが低かった

教材を盗用していた

参加特典の個別コンサル受けた人がいない

サポートのレベルが低い

教材は、その性質上、ある程度似通ってしまうこともあるでしょう。

しかし、ZONEに関しては、水谷侑二氏自身が著作権侵害を認めているため完全に黒であることが分かります。

また、参加特典の個別コンサルが実施されていないというのは、明らかな「債務不履行」です。

かなり悪質だと言えます。

一方で、炎上後は、希望する受講生に対して全額返金するという誠実な対応をしています。

もちろん、最終的に全額返金したからといって、水谷侑二氏が行った詐欺行為が許されるわけではありません。

② ななねこコンサル(鈴木七海)

2つ目の闇のプログラミングスクールは、鈴木七海氏が運営する「ななねこコンサル」というプログラミングスクールです。

ななねこコンサルも、以下3つの理由により、2021年の夏に炎上しています。

  • 教材を盗用していた
  • コンサルを売りにしているのにコンサルがない
  • 結局、返金対応もなし

教材を盗用していた

コンサルを売りにしているのにコンサルがない

結局、返金対応もなし

「ななねこコンサル」も「ZONE」と同じような内容で炎上していますが、特に気になったのが、コンサルが実施されていない理由です。

運営は、「反社会的勢力(ヤクザ)に拘束されていたためコンサルが実施できなかった」と説明していたのです。

その理由が、嘘か本当かは分かりませんが、このご時世に自ら反社を匂わせた発言をするのは、まともな企業ならあり得ないことだと思います。

そして、最終的には、音沙汰がなく返金対応もされていないようです。

まさに闇のプログラミングスクールです。

③ マナブさん(@バンコク)

闇のプログラミングスクールの炎上問題ですが、起源を遡っていくと有名ブロガーの「マナブさん」にたどり着きました。

マナブさんも過去に12万円のプログラミングスクール(情報商材)を販売し、激しく炎上しています。

ただし、マナブさんの場合は、「ZONE」や「ななねこコンサル」のように違法行為をしていた訳ではなく、単純に「12万円の価格に対してサービスの内容が薄かった」ことが原因のようです。

「@バンコク」の意志を受け継ぐ者達と危険思想?

ここからはあくまで私の個人的な見解になります。

昨今炎上している闇系プログラミングスクール運営者の多くは、マナブさんをロールモデルにしているのではないかと私は考えています。

というのも、マナブさんは、12万円の情報商材の販売の他にも、過去に著作権を軽視するような発言を繰り返しているからです。

マナブさんは、YouTubeのチャンネル登録者数50万人超、Twitterのフォロワー数30万人超の人気インフルエンサーです。

「プログラミング」や「エンジニア」に関する発言も多いため、IT業界に大きな影響力を持っています。

そのため、マナブさんをロールモデルとして、著作権を軽視した中身の薄い情報商材を売り出そうと考えてしまう人が出てきてもおかしくありません。

実際、教材の盗用利用などで炎上した「ZONE」の運営者である水谷侑二氏のブログからは、以下のような記載が見つかりました。

会社入社後すぐ、どうやらフリーランスエンジニアという職業が稼げるらしいということをマナブさん(@manabu_bannnai)のYouTubeを見て初めて知りました。 この情報を就職活動前に見ておきたかった…と何度思ったことか。 お金を稼ぐために、「会社に勤める」という他に選択肢があることを知ったことをきっかけに、お金や資本主義経済、副業のことについて猛勉強しました。 そして、会社員が会社・国・銀行の三者からひたすら不当に搾取され続ける存在であることを理解しました。 これは、一刻も早く会社を出ないといけないという思いに駆られ、すぐさまプログラミング学習に着手し始めました。

出典: 自分革命

また、ツイッターでも以下のような発言をしています。

「ななねこコンサル」の鈴木七海氏も同様です。

全ては、「@バンコク」から始まっていたのです。

もし、「@バンコク」の意志を受け継いだ「闇のプログラミングスクール」が増えてしまったらどうなるでしょうか。

教材の盗用が当たり前になってしまえば、新しく教材を作ろうと考える人はいなくなるでしょう。

また、真っ当なプログラミングスクールよりも、売り方が上手いだけの「中身のない情報商材」の方が売れてしまっている世の中では、真っ当にプログラミングスクールを運営しようと考える人が減ってしまうはずです。

結果、IT教育全体の水準は下がり、しいてはIT業界全体を衰退させることになります。

さらに言えば、「闇系のプログラミングスクール」の運営者達も入り口を間違えてしまっただけで、前途有望なとても優秀な人達だったりします。

「ZONE」の運営者である水谷侑二氏に関しても、京都大学の情報学研究科を卒業しており、マーケティングも上手い方なので、真っ当にプログラミングスクールを運営していれば、長期的に成功していたのではないでしょうか。

「@バンコク」の意志を受け継いでしまったばかりに生き急いでしまった感が否めません。

「@バンコク」の思想は、IT業界全体を衰退させる危険思想だと言えます。

マナブさんをフォローしている人達の大半は、現状をよりよくするために常に改善や努力をしている意識高い系の人達が多い印象です。
これからの未来を担う前途有望な人達が間違った方向に進んでしまうのは非常に残念なことだと思います。

【要注意!】闇のプログラミングスクールの見分け方

今後、「ZONE」や「ななねこコンサル」の他にも闇のプログラミングスクールが出てくるかもしれません。

なので、闇のプログラミングスクールを見分ける方法についても解説します。

闇のプログラミングスクールに共通する3つの特徴

  • ZONE(水谷侑二)
  • ななねこコンサル(鈴木七海)

これらの闇のプログラミングスクールには、共通する3つの特徴があります。

以下3つの特徴すべてに当てはまっているプログラミングスクールは、闇のプログラミングスクールだと判断して良いでしょう。

  1. 運営者の職歴が浅い
  2. マーケティング(営業)色が強い
  3. @バンコクの意志を受け継いでいる

① 運営者の経験が浅い

1つ目の特徴は、運営者のエンジニアとしての経験が浅いことです。

経歴
水谷侑二氏(ZONE) Webエンジニア歴が3ヶ月程度。
鈴木七海氏(ななねこコンサル) 詳細な経歴は不明。年齢は20代前半(自称)。

お二人とも、かなり経験が浅いことが分かります。

運営者の経験が浅いと、せっかくプログラミングスクールに通ったのに教材以外の質問に答えて貰えないという悲劇が待ち受けています。

② 営業(マーケティング)色が強い

2つ目の特徴は、やたらと営業(マーケティング)色が強いスクールです。

プログラミングスクールと名乗っているのにも関わらず、なぜかやたらと営業を押しているようなスクールがあります。

営業 > プログラミング

営業色がプログラミングよりも強くなってしまっては本末転倒です。

それなら、エンジニアじゃなくて営業を目指しなさいという話になってしまいます。

ただし、しっかりプログラミングを軸に教えていて、プラスαで営業(マーケティング)を教えているようなスクールであれば問題ありません。

技術職のエンジニアとして働くにしても、プラスαで営業(マーケティング)のスキルを身に着けておけば、後々独立する際などに必ず役立つはずです。

③ @バンコクの意志を受け継いでいる

「ZONE」や「ななねこコンサル」もそうでしたが、マナブさん押しのプログラミングスクールは危険な確率が非常に高いです。

マナブさん押しのプログラミングスクールには注意しましょう。

闇のプログラミングスクールを見分けよう

  • 運営者の職歴が浅い
  • 営業(マーケティング)色が強い
  • @バンコクの意志を受け継いでいる

プログラミングスクールを選ぶ際は、上記の特徴をしっかり確認して、闇のプログラミングスクールを見分けましょう。

【まとめ】良質なプログラミングスクールも沢山ある

今回は、絶対に通ってはいけない闇のプログラミングスクールについて解説しました。

近年、「深刻なIT人材不足=IT人材の市場価値の高騰化」ということもあり、プログラミングスクールへの需要は高まり続けています。

需要の高まりとともにプログラミングスクールの母数も増え、以前に比べて、質の高いプログラミングスクールが確実に増えている印象です。

しかし、一方で、一部の詐欺まがいのプログラミングスクールが問題化し目立ってしまっているのは非常に残念なことです。

世の中には素晴らしいプログラミングスクールが沢山あります。

というより、大半は真っ当なプログラミングスクールです。

運悪く闇のプログラミングスクールに入ってしまわないよう、くれぐれもご注意ください。