WEBエンジニアに就職するための正しいプログラミングスクールの選び方①【連載】

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どうも! ウェブマスターです。

私は普段プログラミングスクールの講師としても働いていますが、プログラミングスクールへ通う受講生の大半は、WEBエンジニアに就職したいという目的で受講しています。

成長産業で高待遇なWEBエンジニアは、就職先としてはうってつけですからね。

しかし、ネットやツイッターを見渡してみると、多くの人がWEBエンジニアに就職するという目標があるにもかかわらず、WEBエンジニアに就職するために相応しくないプログラミングスクールを選んでいます。

なぜそんなことになってしまっているかというと、多くの人たちは「WEBエンジニアの実際」を知らないからです。

WEBエンジニアに就職するためにプログラミングスクールに通ったのに、WEBエンジニアに就職できないなんて嫌ですよね。

ということで、今回からは、フリーランスのWEBエンジニアでプログラミングスクールの講師でもある私が、WEBエンジニアに就職するためのプログラミングスクールの正しい選び方について何記事かに分けて詳細に解説していきます。

SES? 受託開発? 自社開発?

今回は、WEBエンジニアの就職先のお話をします。

WEBエンジニアに就職するのであれば必ず知っておくべきなのが、「SES企業」、「受託開発企業」、「自社開発企業」の違いです。

WEBエンジニアの就職先の企業は、大きくこの3つに分類されます。

この違いを理解していないとせっかくプログラミングを頑張って学習しても幸せになれません。

以下は、「SES企業」、「受託開発企業」、「自社開発企業」それぞれの特徴です。

■SES企業 エンジニアがいなくて困っている企業へエンジニアを派遣している企業。
■受託開発企業 他の企業からシステム開発の依頼を受けて開発している企業。
■自社開発企業 自社でサービスを運営し、そのサービスのシステムを自社で開発している企業。

SES企業の特徴

SESとは、System Enginnering Service(システムエンジニアリングサービス)の略称です。

SES企業は、エンジニアが足りなくて困っている企業へエンジニアを派遣します。

自社のエンジニアを他の企業へ派遣することで、派遣先の企業から収益を得ています。

SES企業のエンジニアは、数カ月間~数年の契約で、派遣先の企業で働きます。

派遣先の企業での契約が終了したら、また新しい派遣先の企業で働きます。

 SES企業で働くメリット
・色々な開発現場を経験できる
・スキルレベルが低い人でも働ける
 SES企業で働くデメリット
・「受託開発企業」、「自社開発企業」と比べて給料が安い
・派遣先の企業で働くので会社への帰属意識が低い
・キャリアアップに繋がるスキルが身に付きづらい
SES企業で働くエンジニアは、助っ人として他の企業へ派遣されて働くため、開発の重要な部分を任せられることが少ない傾向にあります。
そのため、SES企業のエンジニアとして働くとキャリアアップに繋がるスキルが身に付きづらいといったデメリットがあります。
逆に言うと、高度な技術力がなくても出来る仕事が多いので、スキルレベルが低い人でも働ける環境があるとも言えます。

受託開発企業の特徴

受託開発企業は、他の企業からシステム開発の依頼を受けて自社で開発している企業です。

完成させたシステムを依頼元の企業へ納品することで収益を得ています。

受託開発企業のエンジニアは、自分の会社で働きます。

受託開発企業で働くメリット
・SES企業よりも給料が高い
・キャリアアップに繋がるスキルが身に付きやすい
 受託開発企業で働くデメリット
・忙しい(残業が多い)
受託開発企業では、「こういうシステムを作って」といった感じでクライアント企業から依頼を受けて自社内で開発をし、完成したシステムをクライアント企業へ納品します。
そのため、受託開発企業のエンジニアは、システム開発の全てに携われるため、キャリアアップに繋がるスキルも身に付けやすい環境にいます。
ただし、依頼されたシステムを期限までに完成させてクライアント企業へ納品しなければいけない仕事なので、納期間際は、必然的に残業が多くなることが多いでしょう。

自社開発企業の特徴

自社開発企業は、自社でサービスを運営し、そのサービスのシステムを自社で開発している企業です。

自社でサービスを運営することで利益を得ています。

自社開発企業のエンジニアは、もちろん自分の会社で働きます。

自社開発企業で働くメリット
・「SES企業」、「受託開発企業」に比べて給料が高い
・キャリアアップに繋がるスキルが身に付きやすい
・自由な社風の企業が多い
・残業が少ない
 自社開発企業で働くデメリット
・常に新しい技術を学ぶ姿勢がないと周りにおいてかれる
自社開発企業のエンジニアは、自社で運営しているサービスの開発をするため、運用~開発まで一貫して携わることができます。
そのため、自社開発企業で働くエンジニアは、キャリアアップに繋がるスキルも必然的に身に付きることができます。
また、「SES企業」や「受託開発企業」のようにクライアント企業と関わることが少ないので、「私服勤務可能」、「リモート勤務可能」、「髪型自由」といった感じの自由な社風な企業が多いのも特徴です。
「受託開発企業」と違って、納品日(リリース日)は自社で決めることが出来るので、残業も少ないところが多いです。
サービスを運営して利益を得ているため、資金力が潤沢な企業が多いのでエンジニアへの給料も高い傾向にあります。
ただし、自社開発企業で働いているエンジニアは、業務外でも常に最新の技術を勉強しているような勉強熱心なエンジニアが多いので、新しい技術を学ぶ姿勢がないと周りにおいてかれるので注意が必要です。

目指すべきは「受託開発企業」か「自社開発企業」

SES企業が悪い訳ではないのですが、いずれはフリーランスとして働きたい人や高単価のエンジニアを目指すのであれば、「受託開発企業」か「自社開発企業」へ就職しましょう。

現状、フリーランスとして働いているほとんどのエンジニアは元々「受託開発企業」か「自社開発企業」で働いていた人達です。

私も「自社開発企業」に1年間勤めた後にフリーランスになりました。

SES企業は、派遣先の企業で働くという性質上、キャリアアップに繋がるスキルが身に付きづらいことは覚えておいた方が良いでしょう。

まとめ

今回は、「SES企業」と「受託開発企業」と「自社開発企業」の違いについて解説しました。

いずれは、「フリーランスとして自由に働きたい」、「年収1000万円稼ぎたい」という人は、「受託開発企業」か「自社開発企業」への就職を目指しましょう。